MT4のバックテスト

MT4のバックテスト

MT4を使う上で大きなメリット、それは「バックテスト機能」で「自動売買ソフトウェア」の評価が自分でできる事です。「Strategy Tester」という機能を使います。

 

「自動売買ソフト」の事をMT4ではEA(Expert Advisors)と言います。MT4にはいくつかの「自動売買ソフト」が標準装備されてますのでそれを使ってテストする方法を解説します。テストを行うにあたって事前にチャートを表示させる必要はありません。

 

「Strategy Tester」はMT4の画面の上、2段目のアイコン、左から7個目のアイコンを「左クリック」すれば下にウインドウが開きます。左上に「Expret Advisor」という項目があります。右端のマークを左クリックすると「プルダウン・メニュー」が表示されます。この中から「Moving Average」を選択します。2段目は「通貨ペア」です。

 

テストしたい「EA」名を選択します。さらに右側の「期間」(=時間軸)を選択します。3段目ですが、「モデル」という項目があります。右端をクリックしますとプルダウン・メニューが開きます。「Every Tick」,「Control Points」、「Open prices only」」の3つがあります。詳細は省きますが、通常は「Every Tick」を選択して下さい。あとは「簡易的に短時間でテストできるもの」とお考え下さい。「日付と時間を使用」にチェックを入れます。ここで「テストしたい期間」を設定します。「開始日」、「終了日」を適宜入力します。

 

ここで注意点ですがMT4では過去数年単位以上遡って「バックテスト」したい場合、あらかじめ「過去のデータ」を取り込んでおかなくてはなりません。その為には2つの作業が必要です。まずはMT4画面一番上のタグ、左から5つ目の「ツール」→「オプション」→「チャート」を開きます。「オプション」というウンドウが開きます。上のタグ左から2つ目の「チャート」を開きます。この中の「ヒストリー内の最大バー数」、「チャートの最大バー数」の数字を変えます。最大に取り組むには両方とも「9999…」と「9」をめいっぱい入力するのですが、データ容量が大きいとPCへの負荷が増大しますのでまずは両方ともに選択できる最大数=250000を選択してみましょう。

 

「OK」ボタンを押して閉じます。次にデータの取り込みです。「ツール→「History Center」を選択します。ウインドウが開きますので例えば、EURUSD 1Minut(M1)をハイライトします。左下の「Download」ボタンを押せばダウンロードが開始します。1Minuteだけ取り込めば他の時間足分は取り込む必要はありません。

 

これで過去のデータの取り込み終了です。右側のスライダーでどこまでデータが取り込まれたか確認して下さい。これは先程設定しました「250000」という数字に依存します。一度MT4を閉じて再立ち上げします。先程の「Strategy Tester」を開いて下さい。「開始日」。「終了日」については先程取り込んだデータに依存しますので可能な範囲内で再設定します。あとは「スタート」ボタンを押せば「バックテスト」が開始されます。終了すると一番下のタグの左から2つ目に「損益曲線」、3つ目に「レポート」が表示されます。

 


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